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元仏代表MFが半年間の出場停止に。2016年の「治療」が原因か

text by 編集部 photo by Getty Images

サミル・ナスリ
出場停止処分を受ける見通しのサミル・ナスリ【写真:Getty Images】

 元フランス代表のMFサミル・ナスリが、半年間の出場停止処分を科されるようだ。英メディア『BBC』が伝えた。

 2016年、当時セビージャに在籍していたナスリは、民間の医療会社による治療を受けた。このときの処置が世界アンチドーピング機関(WADA)のルールに反していたという。

 WADAの規則上、手術などの正当な理由がない限り、点滴は6時間で50mlが上限とされている。だが、このときナスリは栄養を含んだ滅菌水500mlを体に入れたとのこと。『BBC』によると、ナスリの弁護士は6ヶ月の出場停止だと話している。

 ナスリは先月末にトルコのアンタルヤスポルとの契約を解消した。ラス・パルマスとの契約が近いという報道があったが成立していない。今回の一件で破談になったという見方もある。

 UEFAは26日にナスリの処分を発表するものとみられている。

【了】

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