マンチェスター・ユナイテッドに所属する36歳の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、ロシアワールドカップでの代表復帰を示唆していると1日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

　EURO2016終了後に代表引退を表明したイブラヒモビッチ。代表では通算116試合に出場し62得点を記録している。スウェーデンはロシアワールドカップ欧州予選でグループAに入り2位でプレーオフに進出。ワールドカップ常連国のイタリア代表を相手に2戦合計1-0の結果を残し、3大会ぶり12度目の本大会出場を決めている。

　本大会のグループリーグでは韓国代表、ドイツ代表、メキシコ代表と同じ組に入った。開幕を約3ヶ月後に控えた状況で、イブラヒモビッチは「代表チームが恋しい。もし呼ばれれば俺は応じるつもりだ。良いパフォーマンスを提供できると信じている」と語り、代表復帰を示唆している。

　続けて「トビラは何も閉じられていない。しかし、まずは試合に出続ける必要がある。プレーしていないのに代表のことを考えている場合じゃない。でも、呼ばれれば生きていると感じるだろう。そうなれば良いね」とコメントしている。

　ただ、必ずしも誰もが代表復帰を歓迎しているわけではない。2017年6月にスウェーデン紙「スポーツ・ブラデット」主催によって行われた「再びイブラヒモビッチを代表の試合で見たいか」を問うアンケートでは、10万人以上の読者がアンケートに答えた中で、過半数を超える6万5000人以上が「ノー」と答えてる。

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