バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
スーパースターであるリオネル・メッシの存在は、航空会社の経営にも影響を与えるのだろうか。スペインの格安航空会社「ブエリング航空」社長の発言が波紋を呼んでいる。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。
バルセロナを拠点とするブエリング航空のハビエル・サンチェス・プリエト社長は、バルセロナ=エル・プラット空港の新ターミナル建設が進まないことについての不満を先月28日に口にした。その理由は、メッシの存在にあるとの主張だ。
同社長は空港の拡大が進まない理由について、「メッシの住んでいる場所の上に飛行機を飛ばすことはできないからだ」と発言。「世界中の他のどこでもこんなことは起こらない」と訴えた。
だがその後、ブエリング航空は社長の発言について謝罪声明を出すことを余儀なくされた。「選手を論争に巻き込むことは我々の意図ではなかった」として、「誤解が生じたことを遺憾に思う」と同社は述べている。
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