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元仙台のアーノルド氏、豪州代表の監督就任が決定。ロシアW杯後からの指揮に

text by 編集部 photo by Getty Images

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ロシアW終了後の豪州代表の指揮を任されたグラハム・アーノルド監督【写真:Getty Images】

 8日、オーストラリアサッカー連盟(FFA)はシドニーFCのグラハム・アーノルド監督がロシアW杯終了後に代表監督に就任することを発表した。

 現在オーストラリア代表は、W杯予選を戦った現横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督に代わって、W杯準優勝の経験をもつオランダ人のベルト・ファン・マルヴァイク監督が指揮を執っている。今年6月に行われるロシアW杯は、同監督の指揮のもとで挑むことになる。

 そして今回就任が発表されたアーノルド監督は、W杯終了後から2022年のカタールW杯までの間オーストラリア代表を任されることとなる。同監督は、母国の代表監督就任の決定を受けて「代表チームを指揮できるのはとても大きな名誉で、私はこれにはずっと興味を持っていた。タイミングは完璧だと思っています」と語った。

 現在54歳のアーノルド監督は、現役時代にはオーストラリア以外にも海外でのプレー経験があり、1997年にはサンフレッチェ広島で1年間プレーしている。監督としては、2014年にベガルタ仙台で指揮を執ったものの、1勝も挙げることができず同年に退任した。

 なお、アーノルド監督は2006年にも今回と同じようにW杯後に一度代表の監督に就任した経歴を持っている。
 
【了】

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