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CL準々決勝「最大勢力」は7年連続でスペイン勢。5年連続優勝なるか

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
チャンピオンズリーグ2連覇中のレアル・マドリー【写真:Getty Images】

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝における「最大勢力」は、7年連続でスペイン勢となっている。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトがデータを伝えた。

 今季CLは今週までにベスト16にあたる決勝トーナメント1回戦の試合が全て行われ、準々決勝に勝ち進む8チームが決定。16日には準々決勝の組み合わせ抽選会も行われた。

 スペインからはバルセロナ、レアル・マドリー、セビージャの3チームが8強に勝ち進んでいる。ユベントスとローマが残ったイタリア、リバプールとマンチェスター・シティが残ったイングランドを抑え、国別で最も多くのチームが勝ち残っている。

 準々決勝でスペイン勢が最大勢力となったのは実に7年連続だ。2011/12シーズンにはバルサとマドリーの2チーム。その翌年には「2強」に加えてマラガがベスト8進出。その後は4年連続でバルサ、マドリーとアトレティコ・マドリーの3チームが準々決勝まで進んだ。しかも過去4年間は、マドリー3回とバルサ1回で欧州王者のタイトルも独占している。

 スペインの「支配」が始まる以前には、5シーズン連続でイングランド勢が最大勢力となっていた(2009/10シーズンはフランスと同数)。今季はベスト16にイングランドから5チームが勝ち残っていたが、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシーはそこで姿を消してしまった。

 準々決勝ではスペイン勢3チームは全て直接対決を回避したため、3チームとも勝ち進む可能性もあれば、全滅の危険もある。バルサはローマと、マドリーはユベントスと、セビージャはバイエルン・ミュンヘンとそれぞれ対戦する。

【了】

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