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メッシ、プレーの意識変化を語る。「前よりも自己中心的にならないように…」

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、以前と比べて自身のプレーを変えようとしていることを明かした。アルゼンチン『アメリカTV』のインタビューで語ったとしてスペインなどの複数メディアが伝えている。

 世界のサッカー界を代表する点取り屋であるメッシは、今季も変わらずゴールを量産。リーガエスパニョーラでは計24ゴールで得点ランク首位に立ち、チャンピオンズリーグ(CL)でも歴代2人目となる通算100ゴールを先日達成した。

 だが、その貢献はゴールだけにはとどまらない。『FOXスポーツ』などの集計によれば、メッシは今季リーガで12のアシストを記録し、アシストランクでも単独首位となっている。

 ゴール以外の形でもチームを助けるプレーは、意識的に行っているようだ。「以前はボールを奪って、自分自身で何かを起こそうとしていた。今はもっと、チームにプレーをさせようとしている」とメッシは語る。

「もっとパスを出して、自己中心的にならないように努めている。チームを動かそうとしている。今までどおり走っていることは変わらないが、やり方が変わっている」と自身のプレーの変化について述べた。

 得点だけにとどまらないメッシの活躍もあり、バルサはリーガ首位を走るとともにCLでも準々決勝に進出。より「利他的」となったエースのプレーは、バルサを新たなタイトルへと導くだろうか。

【了】

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