アトレティコ・マドリーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタは、同僚のクラブ残留を希望しているようだ。スペイン紙『エル・ムンド』など複数のメディアが報じた。

　昨夏にチームに加入するもFIFAによる補強禁止処分により今年1月から試合に出場できるようになったD・コスタは、初戦からいきなりゴールを決めるなど違いを見せている。また、ともに2トップを組む相棒の活躍に刺激を受け、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンも年明けからここまで12ゴールを決めるなど調子を上げている。

　D・コスタとグリーズマンという欧州屈指の2トップを抱えるアトレティコだが、現在グリーズマンにはバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドらビッグクラブへの移籍の噂が立っている。それに対し本人は「僕の将来はロシアW杯には決まる」と去就決定の期限を明確にしている。

　一方で、アトレティコ加入により再び輝きを獲り戻したD・コスタは、相棒のクラブ残留を切に願っている。

　「グリーズマンはクラブに残ると思う。なぜなら彼は僕がブラジルにいた時にアトレティコへ来るよう声をかけてきたんだ。だから僕をここで一人にすることはできないはずさ。僕らは一緒にプレーしつつづけなければならないんだ！」

　続けてD・コスタは真剣な様子で「グリーズマンは自分が愛されていることをわかっているはずさ。出ていくなんてことは言われてないし、僕は残ってくれることを願っている」と語った。

　2014年の入団からチームのエースとしてチームを牽引してきたグリーズマンだが、新たな相棒の願い通りこれからもアトレティコとともに歩みを続けることになるのだろうか。

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