かつてレアル・マドリーで活躍した元ブラジル代表FWのサヴィオ氏は、パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するFWネイマールはマドリーにとって必要な選手ではないと主張した。スペイン『マルカ』紙がインタビューを伝えている。

　ブラジル代表のエースであるネイマールは、昨夏にバルセロナからPSGへ移籍。だがそこから古巣の宿敵であるマドリーへ移籍する可能性があると盛んに報じられている。

　だが1998年から2002年までマドリーに在籍し、3度の欧州制覇などに貢献したサヴィオ氏は、ネイマールの獲得に必ずしも賛成はしていないようだ。「素晴らしい選手たちがマドリーに加入することは考えられる」としながらも、「今のところマドリーは彼を必要としてはいないと思う」と見解を述べた。

　現在の世界で最高の選手は誰だと思うかとの質問には、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2人を挙げつつ、どちらかを選ぶことは避けている。「過去8年か9年間、2人の成し遂げてきたことは、数字の上でもタイトルの上でも非現実的なほどだ。他の全員と別格だ」と評した。

　ロシア・ワールドカップに向けては、母国ブラジルを優勝候補に挙げ、チッチ監督を「世界トップ4の監督の中に含められる」と称賛。「ワールドカップ優勝チームはブラジルかスペインのどちらかになると思う」と予想を口にしている。

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