レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルの態度が話題となっている。

　現地時間3日、レアル・マドリーはチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグの試合を戦い、アウェイでユベントスを3-0というスコアで撃破した。昨季の決勝の再現ということで話題となったこの試合だが、ロナウドがオーバーヘッド弾を含む2得点を決めるなどマドリーが常に優勢の展開が続いた。

　相手が同じであったためか、指揮官のジネディーヌ・ジダン監督は昨季の決勝と同じ選手を先発メンバーとしてピッチに送り込んだ。再びチャンスを与えられたMFイスコは、この試合でパス成功率100％を記録するなど、期待に応える活躍を見せた。

　一方、当然その裏でスタメンから外された選手もいる。直近に行われたリーガエスパニョーラ第30節のラス・パルマス戦で2ゴールを挙げる活躍を果たしたベイルは、まさかの先発落ちだけでなく、途中交代でもこの試合に出場することはなかった。

　先発落ちに不満を抱いたのか、ベイルはチームが前半早々の3分にゴールを挙げた際、それを祝う様子をほとんど見せなかった。スペインテレビ『Champions Total』が捉えた映像によると、ロナウドが先制点を決めチームメイトがベンチを立って喜んでいる間、同選手は座ったまま軽く拍手をしており、顔に笑みはなかったようだ。

　CL決勝トーナメント1回戦のパリ・サンジェルマン戦に続き、今季は未だ大一番で先発のチャンスをつかんでいないベイルなだけに、今回はそれに対する不満が形となって現れてしまったのだろうか。

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