アヤックスのスタジアム名に同クラブOBの故ヨハン・クライフ氏の名前が使用されるようだ。

　アヤックスは地元自治体との協議の末2018/19シーズンから現在の「アムステルダム・アレーナ」というスタジアム名を「ヨハン・クライフ・アレーナ」に改名する事を決定した。

　エドウィン・ファン・デルサールCEOは「ヨハン・クライフは我がクラブで最も偉大なサッカー選手の一人である。彼と共にこのクラブも大きくなった」と今回ネーミングを変更する理由を語っている。

　クライフ氏は主にアヤックス、バルセロナといったクラブで活躍した。1974年ワールドカップではオランダ代表の中心選手として準優勝に貢献した。また指導者としても類稀な才能を発揮し、バルセロナでUEFAチャンピオンズカップ（現チャンピオンズリーグ）を制覇。「トータル・フットボール」を志向したドリーム・チームを作り上げ、現代サッカーに大きな影響を与えた。そんなサッカー界のレジェンドは2年前に68歳の若さで死去した。

　なお、現地時間25日には新しい名前になるスタジアムのロゴが発表される模様だ。

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