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「19選手追放」は回避。ポルトガル名門の“内紛”はおさまった…?

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョルジェ・ジェズス
スポルティングCPのジョルジェ・ジェズス監督【写真:Getty Images】

 ポルトガル1部のスポルティングCPは、8日のパソス・フェレイラ戦をベストメンバーで戦うという。ジョルジェ・ジェズス監督が明言している。ポルトガルメディアに加えて、英『BBC』なども伝えた。

 スポルティングCPは現在、パソス・フェレイラ戦のメンバーに注目が集まっている。今月5日のヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグのアトレティコ・マドリー戦を0-2で落としたあと、ブルーノ・デ・カルバーリョ会長がSNSで選手を非難。これに腹を立てた選手側は、主将のGKルイ・パトリシオがSNSで会長に対する遺憾の意を示した。

 これを受けて同会長はトップチームから19選手を外すことを宣言している。

 だが、ジェズス監督は7日の会見で「誰もサスペンションになっていない」と話し、全選手が起用可能だと主張。その一方で、「選手、会長、コーチ陣でミーティングをした。内容は明かされない」とも述べている。

 選手たちが6日の練習を拒否したとも報じられているが、指揮官は「どの選手も練習参加を断ることはなかった。私は選手時代に一度だけそうしたことがある。そのときは7ヶ月給料が払われていなかったんだ。ここでは起こらない」と話した。

 スポルティングCPはポルトガル1部リーグで現在4位。首位ベンフィカとは暫定で勝ち点9差だ。

【了】

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