ボルシア・ドルトムントにレンタル移籍で加入しているベルギー代表のFWミチ・バチュアイに完全移籍の可能性が浮上しているようだ。21日付けの独紙『ビルト』が報じている。

　バチュアイは今月15日に行われたシャルケ戦で相手のタックルを受け左足首を負傷した。その後手術を行い今季残り試合を欠場する事が濃厚になっている。今冬にチェルシーからレンタル移籍でドルトムントに加入した24歳はこれまで14試合に出場し9得点の数字を残している。

　ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは同紙のインタビューで「チェルシーには（アルバロ・）モラタと（オリビエ・）ジルーというCFがいる」とバチュアイが余剰戦力になる可能性を示したうえで「チェルシーは来季誰が監督をするのか見てみる必要がある」と指揮官の意向次第でバチュアイの獲得も可能との見方をしている。

　今季終了後にアントニオ・コンテ監督が辞任する可能性があるチェルシー。新監督にはユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督やバルセロナを指揮した事があるルイス・エンリケ氏の名前が挙がっている。また、17日付けの英紙『イブニング・スタンダード』ではチェルシーがバチュアイを5700万ユーロ（約74億1000万円）で放出する準備があると報じていた。

　果たして来季のバチュアイはどのチームのユニフォームを着てプレーしているのだろうか。

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