現地時間24日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグのリバプール対ローマで、ファン同士の衝突により逮捕者が出た。『リバプール・エコー』などが伝えている。

　大一番の開始前にスタジアムの外では一部のローマサポーターが暴徒化。53歳のリバプールサポーター1人が頭部に深刻なダメージを負い重体と伝えられている。これにより、ローマからきた25歳と26歳の男が殺人未遂で逮捕された。

　そのほかにも20歳から43歳の合わせて9人が暴力や凶器の所持、禁止薬物の所持などで捕まったとされている。

　『BBCスポーツ』の記者はSNS上にローマファンの試合前の写真を掲載。実際に逮捕された男かは不明だが、手にハンマーを持つ男がいることを伝えている。

　騒ぎに加わった多くのローマファンは、ベルトを凶器に暴れたとされているが、あらかじめ武器を用意していた人間がいたことは確かな模様。34年ぶりの準決勝にファンは歓喜しているが、誤った方向に盛り上がった者もいたようだ。

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