現地時間28日に17位ハンブルガーSVは14位ヴォルフスブルクのホームに乗り込んで対戦する。残留争いを演じる者同士の直接対決だ。その試合の結果、さらに他クラブの結果次第で今節にも2部降格が決まる可能性がある。

　HSVのホームスタジアムであるフォルクスパルクシュタディオンには、1部在籍期間を刻み続ける時計がある。HSVはブンデスリーガが発足した1963/64シーズンからの在籍クラブで唯一2部降格を経験したことがないチームだ。

　この時計が止まる時はつまり、54年目にして初めて2部降格が決まったことを意味する。その歩みを止めないためにも、残留争いを演じるヴォルフスブルクとの対戦は是が非でも勝利が必要だ。勝てば勝ち点差2に縮まるため、逆転残留の可能性が生まれる。酒井高徳や伊藤達哉の活躍に期待だ。

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