ハンブルガーSV（HSV）に所属するFW伊藤達哉に対しクリスティアン・ティッツ監督は高評価を与えている。29日付けの独メディア『hsv24ハンブルガーモルゲンポスト』が報じている。

　HSVは28日、ブンデスリーガ第32節でヴォルフスブルクと対戦し3-1で勝利した。この試合で2得点に絡む活躍を見せた伊藤に対しティッツ監督は「彼がヴォルフスブルクを破壊した」と評価した。

　また「彼がドリブルに入ると相手は止める事が非常に難しくなる。ヴォルフスブルク戦では相手DFを3人も引き付けていた。それは我々の他の選手に多くのスペースを作る事を意味する」と勝利の要因の一つに伊藤の存在を挙げた。
　
　続けて「イトウは1対1の場面で素晴らしいクオリティーを持っている。我々は彼をなるべく多くペナルティーエリア近くでプレーさせる必要がある」と切れ味鋭いドリブラーを称賛している。

　リーグ戦2試合を残して未だ17位と降格圏内にいるHSV。しかし伊藤がヴォルフスブルク戦のようなパフォーマンスを見せる事が出来れば奇跡の残留を達成出来る可能性もあるかもしれない。

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