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UEFAにVAR導入を要求。マルセイユ指揮官、判定に不満のザルツブルクに反論

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】

 マルセイユのリュディ・ガルシア監督は、ヨーロッパリーグ決勝進出が妥当だと主張した。フランス『RMC』が同指揮官のコメントを伝えている。

 現地時間3日に行われたヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグでマルセイユはザルツブルクと対戦。ファーストレグを2-0で先勝していたマルセイユだが、敵地でのセカンドレグは90分を終えて0-2。2試合合計スコアで並び、延長戦に突入した。

 延長戦では116分にマルセイユがゴールを決め、これが決勝弾となっている。だが、このゴールにつながったCKのジャッジが明らかな誤審で、ザルツブルク側は不満を爆発させているところだ。

 判定に助けられたという声についてガルシア監督は、「存在しないCKについてどうこう言うなら、こちらのPKがとられなかったことを忘れてもらっては困る。だから映像を使えば良いと言っているんだ」とコメント。UEFAにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入を強く勧めた。

 さらに同指揮官は「我々は決勝進出にふさわしい」と語り、妥当な結果であることを強調している。

 ヨーロッパリーグの決勝は5月16日に行われる。ファイナルの相手は、アーセナルを下したアトレティコ・マドリーだ。

【了】

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