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プレミア勢力図に変動。今季躍進クラブが「51年ぶり」欧州行きの快挙

text by 編集部 photo by Getty Images

バーンリー
7位以内を確定させたバーンリー【写真:Getty Images】

 現地時間5日に行われたイングランド・プレミアリーグ第37節の試合で、エバートンとサウサンプトンが対戦して1-1で引き分けた。この結果、7位のバーンリーが「51年ぶり」となる欧州カップ出場権を獲得することが確定した。

 バーンリーは2試合を残して7位。8位のエバートンは1試合を残してバーンリーと5ポイント差となり、最終順位で上回ることは不可能となった。

 バーンリーは7位でシーズンを終えれば来季ヨーロッパリーグ(EL)の予選2回戦から出場する。6日に行われる6位アーセナルとのアウェイでの直接対決に勝利すれば、6位に浮上してグループステージから出場できる可能性も出てくる。

 バーンリーは1959/60シーズンにイングランド王者となり、翌年のチャンピオンズカップに出場。1967/68シーズンにはELの前身にあたるインターシティーズ・フェアーズカップに出場した。その後は欧州カップ出場はなく、80年台から90年台にかけては4部リーグにまで降格するなどの低迷に陥っていた。

 昨季はプレミアリーグ創設以降では初となる残留を成し遂げ、今季は安定して上位を維持。来季は半世紀ぶりに欧州の舞台でも戦うことになった。

【了】

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