【バルセロナ 2-2 レアル・マドリー リーガエスパニョーラ第35節】
　
　現地時間6日に行われたリーガエスパニョーラ第35節でバルセロナはレアル・マドリーと対戦した。試合は2-2の引き分けに終わった。

　世界中のサッカーファンが注目する試合で最初のチャンスを迎えたのはバルセロナ。10分に右サイドからのセンタリグをファーサイドでフリーのスアレスが右足でボレーシュートを決め先制点を挙げる。

　マドリーも15分に左サイドを崩しセンタリグをファーサイドに送るとベンゼマが頭で中央に折り返し走りこんできたクリスティアーノ・ロナウドが右足で決めすぐに同点に追いつく。その後は両チームともファールが多く試合が中断する場面が多くなり前半終了間際にはセルジ・ロベルトがマルセロに対する暴力行為で一発退場となる。

　一人少なくなったバルセロナだが52分にメッシがスアレスからのパスをゴール前でボールを受けるとマドリーDFを交わし左足でシュート、これがゴール左隅に決まりバルセロナが勝ち越しに成功する。57分には今季限りでバルセロナ退団を発表したイニエスタがピッチを後にするとスタジムから大きな拍手が送られる。

　マドリーは数的優位もなかなか攻撃の形を作れなかったが73分に後半開始からＣ・ロナウドと交代で入ったアセンシオのパスを受けたベイルがダイレクトでシュートを決め再び同点に追いつく。結局両チームのエースが得点を決めたこの試合は2－2の引き分けに終わった。なおバルセロナは今季リーグ戦無敗を維持した。

【得点者】
10分 1-0 スアレス（バルセロナ）
15分 1-1 Ｃ・ロナウド（レアル・マドリー）
52分 2-1 メッシ（バルセロナ）
72分 2-2 ベイル（レアル・マドリー）

【了】