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中島翔哉の日本代表落選にポルトガルで動揺広がる「W杯行きの切符を失った」

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
ポルティモネンセに所属する中島翔哉【写真:Getty Images】

 日本代表を率いる西野朗監督は18日、今月30日に行われるガーナ戦に向けた27人の招集メンバーを発表した。この中にポルティモネンセ所属の23歳FW中島翔哉は含まれず。同選手がプレーするポルトガルでは、予想外の出来事として受け止められているようだ。

 18日にポルトガルメディア『ゼロゼロ』はタイトルに「日本の代表監督が代わった。そして、中島はワールドカップ行きの切符を失った」とつけて報じ「同選手はヴァイッド・ハリルホジッチ前監督に招集されて3月末に代表デビュー。マリ戦とウクライナ戦に出場し、マリ戦では代表初ゴールを記録した。満足のいくパフォーマンスを発揮していたが、4月には代表監督が交代し西野朗監督が就任。中島はメンバーから外されてしまった」と伝えている。

 西野監督は「1年間、ポリバレントではなかった」ことが中島の落選理由だと語っていた。これに対し同メディアは「中島は今季公式戦33試合に出場し10ゴール決めている。彼はすでにポルティモネンセを象徴する選手になったと言っても過言ではない。間違いなく才能があり、ビッグクラブから注目を集める選手となっている」と評価している。

 一方でポルトガルメディア『Maisfutebol』も「ポルティモネンセが大会参加を発表していた中島翔哉の不在は大きなニュースだ」と報じており、ポルトガル国内では中島の代表落選に動揺が広がっている。

【了】

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