レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真：Getty Images】
チャンピオンズリーグ（CL）決勝が現地時間26日に行われ、リバプールを3-1で破ったレアル・マドリーが3連覇となる優勝を飾った。マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、「史上初」となる偉業を達成している。
2016年1月にマドリー指揮官に就任したジダン監督は、そのシーズンに一度目のCL優勝。さらに昨季もそのタイトルを防衛し、今季も優勝を果たしたことで3連覇となった。
3回の欧州制覇は、監督として歴代最多タイの記録。過去にはボブ・ペイズリー氏がリバプールを率いて3回優勝し、カルロ・アンチェロッティ氏はミランで2回、マドリーで1回の優勝を飾った。
だが、3年連続で欧州の頂点に立った監督はジダン監督が史上初。過去には他に9人の監督が2年連続優勝を成し遂げていたが、3年連続の例はなかった。
チームとしてはマドリーが1956年から60年にかけて伝説の5連覇を成し遂げたほか、アヤックスとバイエルン・ミュンヘンも1970年代にそれぞれ3連覇を達成。だがいずれも複数の監督がチームを引き継いでの連覇だった。
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