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英代表スターリング、「銃のタトゥー」に批判。だがそこに隠された真意は…

text by 編集部 photo by Getty Images

ラヒーム・スターリング
ラヒーム・スターリングの足に入れられたタトゥー【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングは、ふくらはぎに銃をモチーフとしたタトゥーを入れていることが「悪趣味」だとして批判を受けたが、その真意を説明している。

 ロシア・ワールドカップに向けたイングランド代表に招集されているスターリングは、代表でのトレーニング中に短いソックスを履いていたことで、右足ふくらはぎに「アサルトライフル」の絵柄のタトゥーが入っていることが明らかとなった。メディアが写真を掲載したほか、自身のSNSでも投稿している。

 これに対し、不適切だとして批判の声も上がった。反銃団体の設立者であり過去に息子を銃殺されたというルーシー・コープ氏は「完全に受け入れられない」と述べ、タトゥーを除去しないのであればスターリングをイングランド代表から外すべきだと要求している。

 だがスターリングはインスタグラムで批判に反論するメッセージを投稿。「僕が2歳の時、父親が銃で撃たれて殺された。僕は人生で決して銃に触れないという誓いを立てた」と述べ、銃ではなく右足で「シュート(撃つ)」するという意味が込められていると説明している。

【了】

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