現地時間4日に行われた親善試合でカーディフ・シティとベティスが対戦し、ベティスが2-1の勝利を収めた。乾貴士は先発で出場している。

　エイバルからベティスへ移籍した乾は、チームの英国遠征に参加。3日に行われたボーンマス戦に交代出場して新チームでのデビューを飾った。

　翌4日にはプレミアリーグ昇格組のカーディフと対戦。初先発に起用された乾だが、前半5分には中盤でボールを奪われて失点の起点となってしまった。スペイン『アス』紙は、「中盤での軽いプレーで稚拙なボールロスト」と苦言を呈している。

　しかし、ベティスは前半のうちに2点を奪って逆転。乾は得点に絡みはしなかったが、『マルカ』紙は「カナレス、乾、ホアキン、ロレンというボール扱いに優れた選手たちが一緒になれば何が起こってもおかしくはない」と攻撃陣の中でのプレーを称えている。前半終了間際にはエリア内でマイナスのボールを受けた乾が巧みなトラップでDFをかわしてシュートを放ったが、別の相手選手の必死のブロックに惜しくも阻まれた場面もあった。

　ベティスはこのあと、9日にイタリアのフロジノーネと対戦。17日にはリーガエスパニョーラ開幕戦のレバンテ戦を迎える。

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