“世界王者”フランス、現地記者が次世代のスター6人を選出。W杯優勝国にひしめく有望株たち

2018年08月10日(Fri)10時20分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images
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エムバペを越える新星も!?

リーグ・アン
写真左からグリフィス、ダボ、ジウベル【写真:Getty Images】

ウィレム・ジウベル(モナコ、FW)

 驚異のティーンエイジャーと呼ばれたエムバペの上をいく、リーグ・アン史上初の21世紀生まれプレーヤーとなったFWウィレム・ジウベルは、昨年9月、16歳になりたてでリヨンでプロデビューした。

 その彼にこの夏モナコは、2000万ユーロ(約25億円)を投じた。彼を育てたのは、数多くのフランス代表選手を輩出している若手育成の総本山、リヨン。瞬間的な加速でディフェンダーの裏を抜き去り、一気にゴール前まで迫る姿は、まるでエムバペを見ているかのようだ。

 父はオランダ人、母は中央アフリカ共和国の出身だが、フランス生まれのウィレムはU-16からフランス代表でプレーしている。協会はこの逸材を他国に手放したりは絶対にしないだろう。

レオ・グリフィス(リヨン、FW)

 よくもジウベルを気前よく手放したと思ったら、とんでもない新星をイングランドからフリーで入手していた。さすがリヨンは抜かりない。

 昨年、17歳にして飛び級でプレーしたイングランドのU-18リーグで20試合出場27得点。ゴール前に詰めるスピードに加え、足元のボール使いも実に器用だ。トッテナムのサポーターが放出に激怒したというのも納得である。若手を使うのがうまいリヨンなら、プロデビューのチャンスはすぐに訪れるだろう。

アブドゥライ・ダボ(ナント、MF)

 ナントの育成所で育った生え抜きプレーヤーで、この夏プロ契約したばかりの17歳。地元クラブでボールを蹴り始めた6歳の頃から、加速のタイミングやポジショニングなど、あらゆることを本能的に知っていたと当時のコーチは振り返る。フランスU-17代表の監督は「ポグバとカンテを掛け合わせたような選手」だと描写する。これまたデビューが楽しみな将来性抜群のタレントだ。

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