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新生レアルのスタイル変化。ジダン体制の全試合を上回る“支配率78%”記録

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
ヘタフェに勝利を収めたレアル・マドリー【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第1節の試合が現地時間19日に行われ、レアル・マドリーとヘタフェが対戦。ホームのマドリーがDFダニエル・カルバハルとFWガレス・ベイルのゴールにより2-0で勝利を収めた。

 マドリーはチャンピオンズリーグ3連覇など数々のタイトルを獲得したジネディーヌ・ジダン前監督が昨季限りで退任。ロシアワールドカップ直前までスペイン代表を率いていたフレン・ロペテギ新監督が就任した。

 加えて、今夏には過去9年間にわたってエースとして君臨していたFWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍。マドリーにとって大きな変化の年となったが、リーグ開幕戦では順調なスタートを切ることに成功している。

 マドリーは圧倒的にボールを支配し、ヘタフェにチャンスを許さなかった。ボール支配率は実に78%という高い数字が記録されている。ロペテギ監督の導入した新たなスタイルによりマドリーの戦いぶりに変化がみられることは、この数字にも表れている。

 スペイン紙『マルカ』が伝えるところによれば、ボール支配率78%という数字は2009年以来のマドリーの試合で3番目に高い数字だったという。ジダン前監督の試合では一度も到達しなかった数字であり、スタイルの変化を象徴するデータだとみなされている。

【了】

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