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リバプール、守護神の“足技”が早くも裏目に。監督は「この試合で良かった」

text by 編集部 photo by Getty Images

アリソン
リバプールのアリソン【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第4節の試合が現地時間1日に行われ、レスター・シティとリバプールが対戦。アウェイのリバプールが2-1の勝利を収めた。

 開幕3連勝と好調だったリバプールは、この試合でも前半で2点をリード。だが63分にGKアリソンのミスから1点を返されてしまう。エリア内右側でバックパスを受けたアリソンは、プレスをかけにきた相手をドリブルでかわそうとしてボールを奪われてしまい、慌ててゴール前に戻ったがラシド・ゲザルのシュートには間に合わなかった。

 前節のブライトン戦では、アリソンは迫ってきた相手選手を華麗なチップキックでかわす高い技術を披露していた。GKらしからぬ技術で称賛を集める一方で、ユルゲン・クロップ監督はリスキーなプレーに対して苦言も呈していた。

「彼(アリソン)だけではなく、全員がこういうことから学ばなければならない。こういうことがいつか起こるのは先週から明白だった。翌週にすぐ起こるとは思わなかったがね」と指揮官はレスター戦後にコメントしている。英『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「もちろん彼はミスを犯したと分かっている。こういうことが起こるならこの試合がベストだったと彼には話をした。結局は勝てたからだ」とクロップ監督。失点が試合結果に影響しなかったことには安どする様子を見せている。

 アリソンは今夏にローマから6700万ポンド(約96億円)の巨額移籍金で加入。新守護神は巧みな足技だけでなく好セーブも披露してチームの好調な戦いに貢献している。

【了】

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