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ロナウド氏、リーガ1部バジャドリーの会長就任。「全てのものを勝ち取りたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バジャドリーの筆頭株主になったロナウド氏【写真:Getty Images】

 スペイン1部バジャドリーは現地時間3日、元ブラジル代表のFWロナウド氏が同クラブの株式の51パーセントを取得し筆頭株主になったと公式ホームページで発表した。

 なお具体的な買収金額は公表されていないが先月スペインメディア『カデナ・セール』はロナウド氏が3000万ユーロ(約39億円)を支払う事になると報じていた。しばらくの間は現オーナーのカルロス・スアレス氏が同職に留まりロナウド氏は役員として職務を行う模様だ。

 筆頭株主となったロナウド氏は「我々は可能な限りの全てのものを勝ち取りたい。また私はクラブの方針としてチームの能力、透明性、改革そしてライフスキルという4つの言葉を使っていきたい」と今後の方針について語っている。

 現在41歳のロナウド氏は現役時代、バルセロナやレアル・マドリーといったビッグクラブでストライカーとして活躍しキャリア通算291ゴールを挙げた。またブラジル代表として1994年と2002年のワールドカップで優勝するなど数々のタイトルを獲得してきた。

 今回ロナウド氏が筆頭株主になったバジャドリーは90年間の歴史のうち40シーズン以上を1部リーグで戦ってきた伝統あるクラブだ。また2000年には城彰二氏も在籍していた。昨季は4年ぶりの1部復帰を果たし、今季は3節が終了した時点で16位である。

【了】

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