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中国出たい元ケルンFW、無断練習欠席続け…ついに天津権健が法的措置か

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニー・モデスト
天津権健に所属するアントニー・モデスト【写真:Getty Images】

 中国スーパーリーグの天津権健に所属する30歳のフランス人FWアントニー・モデストが、練習無断欠席を続けたことにより所属クラブから訴えられる可能性が出てきた。6日に仏メディア『francetvinfo』が報じている。

 モデストは2016/17シーズンにケルンで公式戦45試合に出場し34得点6アシストを記録。興味を示した天津権健と交渉を開始したが、突如ケルンが「交渉打ち切り」を発表。移籍破談になりかけたものの、再び交渉を再開し移籍金3570万ユーロ(約46億2000万円)で天津権健に加入した。ただ、家族をドイツに残し、単身で渡ったことで中国での生活は難しいものになっているようだ。

 夏の移籍市場でフランス、ロシア、サウジアラビアのクラブからオファーが届き、モデスト本人も移籍を望んでいた。8月31日の移籍期限までに退団することを目指していたが、天津権健が移籍を認めなかったため他クラブに移ることは出来ず。モデストは天津権健に契約解除を求めたのに加え、国際サッカー連盟(FIFA)にも調停を依頼していた。

 その一方で、モデストは無断練習欠席を続けている。8月4日の試合を最後にプレーもしていない。同メディアによると、天津権健が法的措置を検討しているとのこと。天津権健との契約は2020年12月31日まで残っており、このままチームに残るしかないのかもしれない。

【了】

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