新生イタリア、UNL未勝利は必然の結果? 新監督の疑問残る意図、伝統国は再建の糸口を掴めるか

イタリア代表はUEFAネーションズリーグで現地時間7日にポーランド、9日にポルトガルと対戦し、未勝利に終わった。ロシアW杯の出場権を逃し、どん底に陥っているアッズーリはマンチーニ新監督を迎えて再出発を図ったものの、UNL2戦を“テストマッチ”のように戦ったため、結果はついてこなかった。指揮官のそうした考えには、批判の声が多く挙がっている。(文:神尾光臣【イタリア】)

2018年09月13日(Thu)11時30分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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UNL2戦は厳しい結果に。批判の声も

イタリア代表
UEFAネーションズリーグを戦ったイタリア代表【写真:Getty Images】

 ポーランドにホームで1-1のドロー。そしてEURO2016覇者のポルトガルにはアウェイで0-1。ロシアワールドカップ(W杯)予選落ちというどん底からの再起を目指しているイタリア代表だが、UEFAネーションズリーグの開幕2連戦は振るわない結果に終わった。

 W杯出場国の2チームに対し、完成度の違いを見せつけられた。ポーランドにはきっちり後方で守備を固められると、攻めさせられてパスのミスを待たれ、カウンターから先取点を奪われた。その後、後半で巻き返しはしたが、PKによる1点がやっとだった。

 戦術のしっかりしているポルトガルには、後方からの組み立ても阻害された。49分、最終ラインでプレスを掛けられてボールを失うとカウンターを喰らい、アンドレ・シウバにシュートをねじ込まれた。そしてその後は、相手に展開をスローダウンさせられ反撃の糸口もつかめず。前線やサイドにパスを出すとしてもコースを切られ、巻き返しも許してもらえなかった。

 当然のこと、ファンやメディアは批判を浴びせる。ポーランド戦で久々の代表戦出場を果たしながら、不出来に終わったマリオ・バロテッリには「頭の良さが必要」「15kgも太っては呼ばれる資格ない」「もう彼にこだわるより若手にプレーさせたら」と、ありとあらゆる評論家が厳しいコメントを浴びせる。

 そしてポルトガルに敗れた後は、マンチーニ監督が標的になった。自身の顔画像をジャンピエロ・ヴェントゥーラ前監督の画像に貼り付けられる雑なコラ画像とともに「奴もヴェントゥーラと一緒だったか」というメッセージがネット上で出回った。

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