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「遅刻1分で罰金1.5万円」。プレミア・ダークホース躍進の要因を主将が語る

text by 編集部 photo by Getty Images

ハビ・グラシア
月間最優秀監督に選ばれたハビ・グラシア【写真:Getty Images】

 プレミアリーグで開幕4連勝を飾っているワトフォードは、新たな規律が好調の一因のようだ。FWトロイ・ディーニーの『BBC』に対する発言を『デイリー・メール』などが伝えた。

 リバプール、チェルシーとともに開幕4連勝を飾ったワトフォード。ハビ・グラシア監督は8月のリーグ月間最優秀監督賞を受賞し、勢いに乗っているところだ。

 ワトフォードでは選手たちによってルールがつくられていたが、現在はグラシア監督が主導してルールづくりをしているという。

 ディーニーによると、このルールにはバラツキがあった。ただ、「今年は監督が全てをひどい罰にしたんだ」とのこと。その結果、「誰も怠けたりしなくなった」そうだ。「中でもひどいのが遅刻すると1分ごとに100ポンド(約1万5000円)というのだね」と明かしている。

 その厳しいルールが受け入れられるのは、指揮官の指導の成果を実感しているからだ。

 ワトフォード主将は、「選手みんなが監督をリスペクトしている。彼が率いることになった1月に僕たちは十分フィットしていなかったし、多くのゴールを逃していた」とコメント。「僕たちをタイトに管理して、夏にはチームとしてより良くなるために必要なことだと言って、栄養面やジムの施設ややり方も変えた。ランニングのデータはとても良いんだ」と明かしている。

 監督への信頼が高まっているワトフォードの快進撃はまだ続くかもしれない。

【了】

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