ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、相手選手につばを吐きかけて退場となったブラジル代表FWドグラス・コスタを非難し、クラブから罰金処分を科すことを明かした。『ロイター通信』などが伝えている。

　ユーベは現地時間16日に行われたセリエA第4節の試合でサッスオーロと対戦。FWクリスティアーノ・ロナウドが移籍後初ゴールを含む2得点を決めて2-1の勝利を飾ったが、試合終了間際にはコスタの行為が祝勝ムードに水を差した。

　コスタは相手選手にファウルを犯したのに続き、ひじ打ちと頭突きを食らわせようとしてイエローカード。さらにその後つばを吐きかけたことがVAR（ビデオ・アシスタントレフェリー）で確認され、レッドカードを提示された。

　アッレグリ監督は試合後に、「たとえファウルを受けてもあんなことが起こってはならない」とコスタの行為を非難。「罰金を受けるのが妥当だ。彼のリアクションには驚かされた。長い出場停止処分を受けることになるだろう」と語った。

　伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などは、コスタが3試合の出場停止処分を受ける可能性があるとの見通しを示している。フロジノーネ戦とボローニャ戦に続いて、ナポリとの大一番も欠場することが見込まれる。

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