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アーセナル守護神、ヴェンゲル前監督を批判。「スタイルを貫くことが重視されていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルのペトル・チェフ【写真:Getty Images】

 アーセナルに所属するGKのペトル・チェフはアーセン・ヴェンゲル前監督のスタイルを批判している。24日付けの英紙『ガーディアン』が報じている。

 同紙でチェフは「ここ数年間はアーセナルのスタイルを貫くことが勝ち点を取る事よりも重視されていた」と結果より内容も重きを置いていたヴェンゲル前監督のやり方に苦言を呈した。

 1996年にアーセナルの監督に就任したヴェンゲル氏は22年間の在籍期間でカップ戦こそ14度優勝に導くもリーグ制覇は3回、しかも2003/04シーズンを最後に優勝を成し遂げる事が出来なかった。

「シーズンの最後に一番上にいるためには泥臭い勝利も必要になってくる。先制したら守備的になって1-0で勝たなければならない試合もある。個人的にはそういう事が欠けていたと思う」と36歳のベテラン守護神はヴェンゲル体制を振り返った。

 一方、現在指揮を執るウナイ・エメリ監督についてチェフは「どの試合でも勝利するためのメンタリティーを持っている」と印象を語り「このまま成長できれば出来るだけ早くタイトルを獲得する事が出来ると思う」とチームの進む方向に確かな手ごたえを感じているようだ。

【了】

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