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ランパード監督、“恩師”モウリーニョのマンU撃破。「良い意味で疲れ果てた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ、フランク・ランパード
ジョゼ・モウリーニョ監督とフランク・ランパード監督【写真:Getty Images】

 カラバオ・カップ(イングランド・リーグ杯)3回戦の試合が現地時間25日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドと2部のダービー・カウンティが対戦。2-2からPK戦8-7でダービーが勝利する番狂わせとなった。

 主力の一部を休ませたユナイテッドに対し、ダービーは先週末のリーグ戦と同じ先発メンバー。その選択は功を奏し、GKセルヒオ・ロメロの退場で10人となったユナイテッドとの試合を同点で終えたダービーは、PK戦を制して勝ち進んだ。

 ダービーを今季から率いるのはフランク・ランパード監督。チェルシーで長年にわたって活躍したレジェンドであり、そのチェルシーを率いていたモウリーニョ監督とは初の“師弟対決”となった。

 監督経験は初めてのランパード監督だが、ダービーはチャンピオンシップ(2部)でも9試合を終えて昇格プレーオフ圏内の6位に位置している。さらにカップ戦でプレミアリーグの強豪を撃破することにも成功した。『ロイター通信』は試合後のランパード監督のコメントを伝えている。

「少し疲れ果てたが、良い意味でのことだ。チームのパフォーマンスは素晴らしかった。監督として誇りに思う」とランパード監督。「こういう夜は信じられない。ワールドクラスの選手たちと勝負してこんなプレーができるなんて」と選手たちの奮闘を称えている。

【了】

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