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酒井&伊藤のHSV、8年ぶりダービーにサポ一触即発。「悪臭弾」の使用も

text by 編集部 photo by Getty Images

ザンクト・パウリ
ザンクト・パウリのサポーター【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ2部第8節の試合が現地時間30日に行われ、ハンブルガーSV(HSV)とザンクト・パウリが対戦。白熱のダービーマッチは0-0のドローに終わった。

 ともにハンブルクを本拠地とする2チームが公式戦でダービーマッチを戦うのは8シーズンぶり。前回の2010/11シーズンにはブンデスリーガ1部で対戦したが、今季はHSVが初の降格を味わったことで2部でのダービーマッチが行われることになった。

 ライバル関係にある両チームの久々の対戦に向け、サポーターが衝突を起こしていたことは数日前から報じられていた。試合当日には厳しい警備が行われたが、やはり問題も起こってしまったようだ。

 独紙『ビルト』が伝えるところによれば、アウェイのザンクト・パウリサポーターはスタジアムに向かうため降りる駅で手荒い歓迎を受けたという。「悪臭弾」と表現される何らかの薬品が撒かれ、警察によれば周囲は「ひどい臭い」だったとのこと。サポーターは鼻を押さえながらスタジアムに入場しなければならなかったとのことだ。

 スコアレスドローに終わった試合にHSVの酒井高徳はフル出場し、伊藤達哉は53分からの交代で出場。ザンクト・パウリの宮市亮はベンチ入りしたが出場はなかった。

【了】

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