白熱のミラノダービーを彩ったイカルディ。明暗を分けた、敵エース・イグアインとの違いとは

現地時間21日に行われたセリエA第9節、インテル対ミランのミラノダービーは1-0でホームチームが勝利した。近年で一番の盛り上がりをみせた伝統の一戦は、一体どういった部分で明暗が分かれたのだろうか。そこには、両チームのエースの出来が関係しているかもしれない。(文:小澤祐作)

2018年10月22日(Mon)10時40分配信

text by 小澤祐作 photo Getty Images
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近年で最も盛り上がったミラノダービー

ミラノダービー
盛り上がりをみせたミラノダービー【写真:Getty Images】

 イタリア国内はもちろん、世界中に多くのファンを抱えるのが、ミランとインテルの両者だ。その2チームが繰り広げる伝統の一戦「ミラノダービー」もまた、大きな盛り上がりをみせる。

 しかし、近年はそのダービーマッチの迫力や注目度が落ちている。理由は簡単だ。インテルとミランの成績が振るわないからである。

 前者は昨季、久しぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したが、ここ最近は優勝争いに食い込むことはできていない。国内では、気づけばユベントス、ナポリ、ローマに次ぐ4番手というような位置づけとなっている。

 後者はそれよりも深刻な状況に追い込まれている。優勝争いはおろか、CL出場権すら獲得できないシーズンが続いており、今ではヨーロッパリーグ(EL)出場権をギリギリ獲得できるかできないか、といったような状態だ。監督交代も多く、チームスタイルの一貫性はまったくない。もはや、クラブ世界一に輝いたあの黄金期の姿はどこにもないといった印象だ。

 ただ、今季はお互いに復調の兆しを見せ始めている。インテルは、リーグ戦4連勝、CLでもトッテナムなどを下し2連勝中と調子が良い。夏に獲得した新戦力がチームにフィットし始め、徐々に強さを発揮してきた。

 対するミランも、リーグ戦では第2節のナポリ戦以降負けなし。失点はやや多いが、新エースであるゴンサロ・イグアインがその実力を証明するなど、攻撃陣が好調を維持している点が大きい。

 そんな好調同士がぶつかり合う今季最初のミラノダービーは、近年でも一番といっていいほどの注目度と盛り上がりをみせた。試合開始のホイッスルが吹かれると、満員のスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァは大歓声に包まれた。

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