リーガエスパニョーラで9試合を戦い終えた時点で、アトレティコ・マドリーは勝ち点16の獲得にとどまっている。スペイン紙『アス』などによればディエゴ・シメオネ監督の就任以降では同時点でのワースト記録となった。

　アトレティコは現地時間20日に行われたリーガ第9節のビジャレアル戦に1-1で引き分けた。9節を終えた時点での成績は4勝4分け1敗となっている。

　2012年1月にアトレティコを率い始めたシメオネ監督は、過去6シーズンはいずれも今季より順調に勝ち点を重ねていた。2012/13シーズンは9試合で最大勝ち点27のうち25を獲得。就任以来最もスローペースだった2016/17シーズンでも勝ち点18を獲得していたが、今季はそれを下回っている。

　だがアトレティコにとっては幸いなことに、今季のリーガでは他の主要チームも苦戦が目立ち、首位のバルセロナもアトレティコとわずか2ポイント差の勝ち点18。そのバルサがレアル・マドリーとのクラシコを戦う次節の結果次第ではアトレティコが首位に躍り出る可能性もある。

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