無観客試合として開催された試合に忍び込んで観戦したとして、イングランド代表のサポーター1名に入場禁止処分が下されることになった。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

　イングランド代表は現地時間12日に行われたUEFAネーションズリーグ・リーグA第3節の試合でクロアチア代表と対戦。ホームのクロアチアが以前に欧州サッカー連盟（UEFA）から下されていた処分のため、試合は観客を入れずに行われた。

　だがこの試合に、イングランドサッカー協会（FA）の公式サポーター・トラベルクラブに所属するファンが忍び込んだようだ。試合後にこのサポーターがイングランド代表のユニフォーム姿でSNSに投稿した写真では、メディア用の入場パスを何らかの方法で入手して保持していた様子であり、それを用いてスタジアムに入ることができたとみられている。

　FAではこのサポーターに聴取を行った上で、処分を下すことを決定した。処分を受けたサポーターの身元や処分内容の詳細は明らかにされていない。

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