現地時間23日、DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSV（HSV）はクリスティアン・ティッツ監督を解任しハネス・ヴォルフ氏を新監督に迎えた事を公式ホームページで発表した。

　ラルフ・ベッカーSD（スポーツディレクター）は「残念ながらこれまで目指していたチームの成長は見られず昇格という目標を逃す危険がある」と解任理由を語った。

　ティッツ監督は今年3月にHSVのU-23監督からトップチームを引き継いだ。クラブ史上初の2部参戦となった今季は開幕戦で0-3で敗れるなど不安定な戦いを見せ、直近の5試合で僅か1勝と苦しんでいた。

　なおティッツ監督の後を引き受けるヴォルフ氏は2016年9月から2018年1月までシュトゥットガルトを率いていた。「クラブが私に信頼を置いてくれた事にとても感謝している。新しい挑戦をする準備は出来ている」と意気込みを語った。

　シュトゥットガルト時代には浅野拓磨を指導した37歳新監督の初陣は26日に行われるアウェイでのマクデブルク戦だ。酒井と伊藤がどのように起用されるかも今後の注目されるところだ。

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