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武藤所属ニューカッスル、10戦未勝利は120年ぶり。「ヴィクトリア朝以来…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ニューカッスル
サウサンプトンと引き分けたニューカッスル【写真:Getty Images】

 日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルは、プレミアリーグで開幕から10試合を終えていまだ白星がない。英紙『デイリー・メール』によれば、クラブにとって1898/99シーズン以来となる不名誉な記録だという。

 ニューカッスルは現地時間27日に行われた第10節の試合でサウサンプトンと対戦し、0-0のドローに終わった。今季の成績は3分け7敗となり、勝ち点わずか3で降格圏の19位に沈んでいる。

 ニューカッスルがリーグ戦で開幕から10試合勝てなかったのは、実に1898/99シーズン以来120年ぶりのことだという。1892年に創設されたクラブが初めてイングランドのトップリーグに昇格したシーズンだった。『デイリー・メール』は「当時はヴィクトリア女王が君臨していた」と、いかに古い時代のことであるかを強調している。

 1898/99シーズンのニューカッスルは10試合で4分け6敗の成績だった。だがシーズン後半戦には4連勝を収めるなど復調し、最終的に18チーム中13位で残留することに成功している。

 チームが勝てない状況の中、武藤に対する評価も厳しい。英メディア『スカイ・スポーツ』はサウサンプトン戦について、守備面を評価する一方で、「チームには攻撃の脅威が存在しなかった。武藤嘉紀とアジョセ・ペレスはあまりにも軽く見えた」と評している。

【了】

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