ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は、ユベントスに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドは現在も代表チームの一員であると主張し、代表復帰への見通しを示した。ポルトガル紙『ア・ボーラ』などが伝えている。

　ポルトガル代表の絶対的エースに君臨してきたC・ロナウドだが、ロシアワールドカップ以降は代表での活動を休止している。移籍したばかりのユベントスでのプレーに集中することに加えて、過去の性的暴行疑惑に関する騒動が起こったことも影響し、年内は代表チームから外れることをフェルナンド・サントス監督とポルトガルサッカー連盟に直談判したという。

　ポルトガル代表はエースを欠きながらも好調な戦いを見せ、17日に行われたイタリア戦に引き分けたことでUEFAネーションズリーグの準決勝進出を決めた。来年6月には決勝大会を自国で開催する見通しとなっている。

　サントス監督はイタリアとの試合後に、C・ロナウドの復帰の見通しについて質問を受けると、「そのことはもう以前に話した。話し続けても意味がない」と返答。復帰時期などについての明言は避けた。

　しかし、同監督は「クリスティアーノ・ロナウドがこのチームの一員であることに疑いはない。今日の投稿を見てみれば分かる」ともコメント。C・ロナウドがSNSでポルトガル代表を応援するメッセージを投稿していたことに言及している。

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