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イタリア2部で初の記録。敵として対戦した双子選手がそれぞれゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

フェデリコ・リッチ、マッテオ・リッチ
フェデリコ・リッチとマッテオ・リッチ【写真:Getty Images】

 現地時間18日に行われたイタリア・セリエB(2部)のスペツィア対ベネベント戦で、イタリア初となる珍しい記録が達成された。両チームにそれぞれ所属する双子の選手が対戦し、どちらもゴールを決めるという記録だ。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

 ゴールを決めたのはスペツィアに所属する元U-20イタリア代表のMFマッテオ・リッチと、ベネベントに所属する元U-21イタリア代表のFWフェデリコ・リッチ。ともにローマの下部組織出身で、マッテオは複数クラブへのレンタルを経て今季からスペツィアに完全移籍した。ローマのトップチームで4試合の出場経験もあるフェデリコは2017年にサッスオーロへ完全移籍し、今季からベネベントにレンタルされている。

 試合はスペツィアが先制したあと、24分にマッテオが追加点となるゴールを記録。43分にはベネベントのフェデリコが1点を返したが、後半にもう1点を加えたスペツィアが3-1で勝利を収めた。なお、この試合にはベネベントに所属する日英ハーフのMFサイ・ゴダードも交代で出場し、イタリアデビューを飾っている。

 イタリアメディアによれば、フロジノーネのチョーファニ兄弟やブレッシアのフィリッピーニ兄弟などの双子が同じ試合でゴールを決めたことはあったが、敵として対戦した2人がゴールを決めたことは過去になかった。

【了】

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