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ビッグクラブ注目の堂安律、移籍金も急上昇。「10億円よりかなり高い額」

text by 編集部 photo by Getty Images

堂安律
フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】

 オランダ1部のフローニンゲンで活躍する日本代表MF堂安律が他クラブへ移籍するとすれば、移籍金はかなりの高額となりそうだ。オランダ『NRC』がクラブ幹部のコメントを伝えている。

 堂安は昨季から加入したフローニンゲンでのプレーで評価を高め、国内外の多くのビッグクラブからの関心が噂されている。今季中はフローニンゲンに残ったとしても、来夏に移籍することは確実ではないかとみられている。

 ガンバ大阪から期限付き移籍で加入していた堂安を完全移籍で獲得した際、フローニンゲンは移籍金200万ユーロ(約2億6000万円)を支払ったとされている。今夏にロシアのCSKAモスクワが獲得に関心を示した時点で、その4倍の800万ユーロ(約10億3000万円)が提示されたが、フローニンゲンは応じなかったとのことだ。

 来夏に堂安の獲得を狙うクラブは、それ以上の金額を支払う必要がありそうだ。「堂安が今やっているようなことを続けたとすれば、彼は800万ユーロよりもかなり高い金額を残していくことになるだろう」とフローニンゲンのハンス・ナイラントGM(ジェネラルマネージャー)は語っている。

 大手データサイト『transfermarkt』によれば、フローニンゲンが選手売却で得た移籍金の過去最多額は、スウェーデン代表FWマルクス・ベリをハンブルガーSVに放出した際の1000万ユーロ(約13億円)。堂安がクラブ記録を更新する可能性も十分にありそうだ。

【了】

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