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宮市、3試合ぶりの先発で持ち味出し先制点に絡むも途中交代。チームは終盤の失点で痛み分け

text by 編集部 photo by Getty Images

宮市亮
宮市亮【写真:Getty Images】

宮市、3試合ぶりの先発で持ち味出し先制点に絡むも途中交代。チームは終盤の失点で痛み分け

【ザンクト・パウリ 1-1 ディナモ・ドレスデン ブンデスリーガ2部第15節】

 ドイツ・ブンデスリーガ2部第15節が現地時間の1日に行われ、FW宮市亮が所属する4位ザンクト・パウリは10位ディナモ・ドレスデンとホームで対戦し、1-1の引き分けとなった。宮市は今季3試合目の先発出場を果たすも、途中交代だった。

 宮市は前線から積極的にプレスをかけ守備に貢献する。何度か体を入れて奪うシーンもあり、守備意識の高さが伺えた。また、持ち味のスピードを活かしサイドを何度も駆け上がり、クロスを上げるなど積極的な姿勢を見せた。

 ザンクト・パウリは負傷で前半の内に2人も交代枠を使うという事態になったが、前半は両チームとも譲らず0-0で折り返す。

 46分、右サイドで相手ディフェンダーの裏に抜け出した宮市が深い位置でキープ。反転してクロスを入れると、最後はMFジェレミー・ドゥティアクがゴール右に蹴り込み先制。持ち味のスピードを活かした宮市の突破から先制点が生まれた。

 だが72分、宮市が足を負傷しピッチの外に出る。一度ピッチに戻ってプレーするも74分に交代を命じられた。これでザンクト・パウリは3人の交代枠を使い切る。その後は終盤の86分にディナモ・ドレスデンがCKから同点に追いつき試合終了。

 ザンクト・パウリは3試合ぶりの勝利を逃した。

【得点者】
46分 1-0 ジェレミー・ドゥティアク(ザンクト・パウリ)
86分 1-1 ミュラー(ディナモ・ドレスデン)

【了】

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