イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド指揮官ジョゼ・モウリーニョは現地時間の5日に行われたプレミアリーグ第15節アーセナル戦の途中で、フラストレーションが溜まり壁を蹴った。その様子を近くで見ていたユナイテッドファンの子供に笑顔で謝罪するかのように、ハイタッチをしている映像が捉えられていたと英メディア『サン』などが報じている。

　試合はユナイテッドがアーセナルに2度のリードを許すも、FWアントニー・マルシャルとMFジェシー・リンガードのゴールで2-2の引き分けに終わった。

　モウリーニョは2-2の同点で迎えた82分、ホームで思うような試合を展開できないチームに対してフラストレーションが溜まったのか、席を立ち上がり右側にあった階段の壁を蹴った。この行為を階段を挟んで反対側にいたユナイテッドファンの男の子が見ていたのだろう。モウリーニョが右側を向き笑みをこぼした。すると、立ち上がりその男の子とハイタッチをした。

　この様子はユナイテッドの他のファンが映像で捉えていて、周りのユナイテッドファンからも笑顔と拍手が起こった。この男の子のおかげで、モウリーニョは冷静さを取り戻しすことができたのかもしれない。

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