サウサンプトン（愛称：セインツ）のラルフ・ハーゼンヒュットル新監督は、就任後のホームデビュー戦となる試合でサポーターからの支援を得るため、「無料ドリンク」を提供するという手法を採用した。英メディア『BBC』などが伝えている。

　DF吉田麻也も所属するサウサンプトンは、成績不振のためマーク・ヒューズ前監督を解任。ドイツのRBライプツィヒを躍進させたハーゼンヒュットル氏が新監督に就任したが、先週末のアウェイでのカーディフ・シティ戦は敗戦に終わった。

　新監督のホーム初陣となる16日のアーセナル戦では何としても結果を出したいところ。だがサウサンプトンはホームでの不振が続いており、昨年11月以来の過去1年間のリーグ戦でわずか1勝しか挙げることができていない。

　アーセナル戦で少しでも多くのサポーターに駆けつけてもらうため、新監督はあらゆる手を尽くそうとしているようだ。シーズンチケットの保持者に対しては、この試合で使用できるドリンククーポンを送付したという。

「私はいつも、全ての人々に同じ船に乗って船を漕いでもらうようにしている。もしかすると日曜日に（本拠地）セントメリーズでの久々の勝利を挙げられるかもしれない」とハーゼンヒュットル監督は試合への期待を口にしている。

【了】