【リーベル・プレート 2-2（PK4-5） アル・アイン クラブワールドカップ準決勝】

　現地時間18日にクラブワールドカップ準決勝の試合が行われ、南米王者のリーベル・プレートは開催国王者のアル・アインと対戦しPK戦の末に敗れた。リーベルファンが「最悪の歓迎」を受けたと、18日にアルゼンチンメディア『クラリン』が報じている。

　試合開始して3分にアル・アインのベリに先制点を決められるが、11分に同点に追いつく。さらに16分、ボレーが得点を決めて逆転に成功。しかし51分、カイオにゴールを決められて2-2に。延長戦でも決着はつかず、勝負の行方はPK戦へ。そして、PK戦を5-4で制したアル・アインが決勝進出を果たしている。

　同メディアによると、一部のリーベルファンはアル・アイン戦の結果を知らないまま、18時間かけて母国からUAEに向かっていたという。チームの決勝進出を信じていたが、空港に到着した時にリーベルの敗戦を知ったようだ。

　18時間という長時間のフライトに加えて、何千ペソという大金を投じてUAEに来た者もいる。その中には「僕は何のためにUAEへ？信じられない」と同メディアに語りながら、唖然とした表情を見せるサポーターもいたようだ。

【了】