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シメオネ監督「想像し難い」。独王者が約110億円で狙う仏代表DFの移籍について

text by 編集部 photo by Getty Images

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アトレティコ・マドリーのリュカ・エルナンデス【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督はバイエルン・ミュンヘンへの移籍が噂されているフランス代表のDFリュカ・エルナンデスについてコメントしている。

 スペイン紙『マルカ』は、バイエルンが今冬の移籍市場でエルナンデスに対し8500万ユーロ(約110億円)で獲得を目指していると報じている。

 この件についてシメオネ監督は22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節のエスパニョール戦後「現状、リュカはここにいる。何かが起こるとは想像し難い」と見解を述べた。さらに「私は彼と話し、クラブとも話をした。リュカは私が何を考えているか知っているし、クラブも私が何を望んでいるか知っている」と放出に否定的な立場をとった。

 23日付けのスペイン紙『アス』はシメオネ監督の他、アントワーヌ・グリーズマンとディエゴ・ゴディンが22歳のリュカにクラブに留まるように説得したと報じている。一方、本人はアトレティコを退団する意思を表明している模様だ。

 アトレティコの下部組織で育ったエルナンデスは2014年にプロデビューして以来、これまで通算105試合に出場している。またフランス代表としてロシアワールドカップに全試合でプレーし優勝に貢献するなど注目されている若手の一人だ。

【了】

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