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苦しんだミラン、5試合ぶりの勝利。悩めるエースの2ヶ月ぶりゴールが決勝点に

text by 編集部 photo by Getty Images

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ガットゥーゾ監督とイグアイン【写真:Getty Images】

【ミラン 2-1 SPAL セリエA第19節】

 現地時間29日に行われたセリエA第19節でミランはSPALをホームに迎え、2-1の勝利を収めた。

 不振が続くミランは、リーグ戦ここ4試合で得点がゼロという危機的状況。ガットゥーゾ監督の解任を噂する声も出始めており、立ち上がりからアグレッシブに前に出た。

 だが、先制したのはSPAL。13分、ペナルティエリア右手前でロングパスを受けたペターニャがDFを背負ってボールをコントロールすると、反転して左足でシュートを放つ。ロマニョーリに当たったボールがゴール左隅に決まって、アウェイチームがリードした。

 それでもその3分後、ミランに待望の瞬間が訪れる。SPAL守備陣のミスが重なってカスティジェホが高い位置でボールを奪い、そのまま同点弾を決めた。

 1-1で折り返した後半、次にゴールを挙げたのはミランだった。64分、右からのクロスをファーサイドのチャルハノールが折り返し、中央のイグアインがゴール。10月28日のサンプドリア戦を最後にゴールから見放されていたエースが喜びを爆発させた。

 ミランは終盤、スソが退場となるトラブルがあったものの、1点のリードを守り抜いて逃げ切りに成功。リーグ戦5試合ぶりの白星を手にして、良い形で2018年を締めくくった。

【得点者】
13分 0-1 ペターニャ(SPAL)
16分 1-1 カスティジェホ(ミラン)
64分 2-1 イグアイン(ミラン)

【了】

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