アーセナルでも歯が立たず! もはや最強リバプール。“カルテット”が作りだす、魅惑の攻撃力

2018年12月30日(Sun)12時22分配信

text by 小澤祐作 photo Getty Images
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先制点献上からわずか5分で…

 試合は立ち上がりからリバプールペースで進む。前線のロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ジェルダン・シャキリの4人にボールが入れば自然とチャンスが生まれる。圧倒的な攻撃力を擁しながらも守備面ではしっかりとしたラインコントロールと、持ち前のゲーゲンプレッシングで防波堤を築いた。リバプールの今季の強さが、試合開始から見受けられた気もした。

 それでも先制に成功したのはアウェイ・アーセナルだった。11分、左サイドを突破したアレックス・イウォビからのクロスをファーサイドに走り込んだエインズリー・メイトランド・ナイルズが押し込み、首位クラブから貴重なリードを奪った。

 ただ、ここでそう簡単に屈しないのが首位・リバプールの強さである。

 14分、ペナルティエリア手前でパスを受けたサラーがシュート体勢に入るもこれはDFにブロックされる。こぼれ球をステファン・リヒトシュタイナーが拾いクリアを試みるも、これがシュコドラン・ムスタフィに当たってしまい、ボールはフィルミーノの下へ。飛び出していたGKベルント・レノはボールに触れることができず、背番号9は無人のゴールへ流し込んだ。

 そのわずか2分後、リバプールは敵陣でボールを奪うと、ショートカウンターを開始。フィルミーノがドリブルで持ち運ぶと、DF二人を華麗にかわし、最後は落ち着いてゴール右隅に流し込んだ。

 このシーンではブラジル代表FWの個人技が際立っていた。しかし、ボールを奪ったマネの働きも大きかった。同選手はボールを奪うとすぐにスピードを上げ、フィルミーノの横を並走し、パスコースを作り出す。そのことにより、戻ってきたルーカス・トレイラがマネのマークにつき、フィルミーノと距離を置く形に。背番号9が二人をかわした瞬間にトレイラは同選手にプレスを与えにいったが、マネの作り出した距離感が邪魔をし、簡単にシュートを放たれた結果となったのだ。

 失点からわずか5分でリバプールは逆転に成功し、ここから試合を有利に進めることになる。

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