イングランドサッカー協会（FA）は18日、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインがファン投票による2018年イングランド年間最優秀選手に選出されたことを発表した。

　トッテナムとイングランド代表のエースストライカーとして活躍するケインは、昨夏のロシアワールドカップにキャプテンとして出場。6ゴールを挙げて大会得点王に輝き、イングランドを28年ぶりのワールドカップ準決勝進出へ導いた。

　ケインの年間最優秀選手受賞は2年連続2回目。2003年から選出が開始された同賞を複数回受賞した選手はウェイン・ルーニー（4回）、フランク・ランパード、スティーブン・ジェラード（ともに2回）に続いて4人目となる。

「2年連続でイングランドのベストプレーヤーに投票されたことは計り知れないほど誇らしく思う。記念すべき1年にこの賞を受賞できたことには特別な意味がある。最も大事な存在であるファンから認められるというのはいつも名誉なことだ」とケインはコメントしている。

　一方、FAのパートナーである『BTスポーツ』が選出するU-21イングランド年間最優秀選手にはエバートンに所属するFWドミニク・キャルバート＝ルーウィンが選出された。2018年にはU-21代表で7試合5得点を記録し、U-21欧州選手権本大会進出に貢献した。

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