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宮市亮、今季3得点全てヘディング。「足でも決められる」とさらなるゴールに意欲

text by 編集部 photo by Getty Images

宮市亮
ザンクト・パウリの宮市亮【写真:Getty Images】

 今季のドイツ2部での3得点を全てヘディングで記録しているザンクト・パウリのFW宮市亮だが、足でのゴールを記録することにも意欲を見せている。独紙『ビルト』が1日付で伝えた。

 負傷のため昨季は公式戦出場ゼロに終わっていた宮市だが、今季第6節のインゴルシュタット戦に交代出場して1年4ヶ月ぶりの復帰を果たすといきなりのゴールを記録。その後徐々に出場機会を取り戻し、これまでリーグ戦11試合に出場して3ゴールを挙げている。

 その3ゴールは全てヘディングで決めたもの。身長183cmと決して低くはない宮市だが、もともとは驚異的なスピードを最大の特徴としており、頭でのゴールが続いているのは意外だと言える。

「ゴールを決めるのは自信を持つために大事です。チームを助けるために決め続けられることを願っています」と宮市。「チームメートからは頭でしか決められないと言われましたが、足でも決められると答えましたよ。早く証明しないといけないですね」

 キャリアを通して度重なる負傷に苦しめられてきたが、今季の復帰後は順調。12月からリーグ戦5試合連続の先発出場を果たしており、これは宮市にとってボルトン在籍時以来7年ぶりのことだ。

「今年は怪我もなく、僕にとって素晴らしい1年になっています」と宮市自身もその現状を喜んでいる。ザンクト・パウリとの現在の契約は今季末で満了となるが、「このチームのファンの前でプレーすることを嬉しく思っています。残留できれば本当に素晴らしいことです」と契約延長に意欲を見せた。

【了】

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